世界的には首都圏離れがすすんでいるとか

今朝の日経新聞に、世界的に首都圏離れが進んでいるとの記事が載っていました。理由はリモートワークの普及と、首都圏の住宅価格の高騰が考えられるそうです。ところが日本は例外で、いまだに首都圏一極集中が続いているそうです。

日本経済新聞
世界で進む首都圏離れ 主要国6割、人口集中緩和 住宅高騰映す - 日本経済新聞 経済協力開発機構(OECD)加盟国の6割で、首都圏への人口集中が和らいできた。住宅価格の高騰やリモートワークの浸透が背景にあるとみられる。日本は幾度も首都機能を分散...

東京の家は高い

たしかに東京の、特に23区とか言われるようなエリアの住宅価格は高いみたいです。ちょっとSUUMOで調べてみるだけで戸建住宅は1億超えが当たり前に出てきます。賃貸だって20万超が当たり前のようです。

東京への憧れ

ぼくは小学生のころからずっと東京に憧れていて、大学進学から就職と結構な期間を東京で暮らしていました。憧れの理由なんて大したものじゃなくて、みたいテレビ番組がみられるとか、欲しい服が買えるとかそんなことに憧れていました。

今の北見の若者は知らないかもしれませんが、北見は昔、テレ東系がみられなかったのです。ぼくが小学生の頃の流行は結構テレ東発信が多くて、例えばおはスタやコロコロコミックのマンガ(爆走兄弟レツ&ゴーとかポケモンとか)のアニメ化とか、モー娘。を生み出したASAYANとか。函館方面の祖父母の家では観られたので、夏休みで訪問したときはずっとテレ東を観てた気がします。北見に住んでいるせいで流行に乗れないというぼくのコンプレックスはこの時期に醸成された気がします。

でも住んでみて思ったけど、たいへんそう

で、大学進学で東京で暮らすことができました。実際住んでみるとたしかに便利でした。買い物はもちろん、ライブもイベントもたくさんあって充実しています。

でも実際に住んでみると、毎日買い物に行かないし、イベントなんてめったに行きません。「いつでも行ける」と「実際に行く」は別物でした。

一方で、就職してみて、当時の上司たちの暮らしを観ていると、毎日満員電車で片道1時間位上かけて通勤している人が多くて、「大変そうだな」って思っていました。当時のぼくのようにひとり暮らしなら都心部の狭い部屋で暮らせますが、家族で暮らせる広さの家は郊外じゃないと見つからないようでした。

今の暮らしは

今の北見暮らしはどうなのかというと、結構満足しています。

買い物は確かにやや不便ですが、通販で何でも買える時代ですし、たまに札幌でも行けば何でも買えます。東京で買えるものは、大抵札幌でも買えます。むしろ北見で手に入ったり食べられるもので、東京で手に入らないものもたくさんあります。

住宅価格も東京に比べると格段に安い。そして通勤は車で10分以内。

だから、ぼくは地方で暮らすのも全然悪くないって思います。地方都市は人口流出に悩んでいるので、地方暮らしを選ぶ人がもっと増えてほしいと思います。

憧れだけじゃない一極集中の理由

ただ、この記事によると、日本で一極集中が続く理由は、ぼくのような単なる憧れではなくて、高い所得を求めている人が多いことが背景にあるそうです。

地方で暮らしてもいいって思っている人がいたとしても、求める収入が得られそうな職場がないので東京に行くという人が多いというのは有り得そうです。

地方経営者の課題

なるほど、ぼくたちは地方中小企業経営者は、人口流出を嘆いていているだけではダメですね。

世界的には分散が進んでいるんだから、日本でも可能でしょう。日本で進まないのは地方に稼げる仕事が足りないからなのです。だったら作ればいい。

給料をたくさん払える会社にすること。それが人口流出に歯止めをかける一助になるのかもしれません。

頑張ろう、地方の経営者。ぼくも頑張ります。

近江陵太郎(Ryotaro Omi)
株式会社セクト代表取締役社長

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