セクトの仕事を分解する

不動産会社というと、お部屋を紹介する営業マンを思い浮かべることが多いと思いますが、実際にはその裏で色んな仕事が動いています。当社にも仕事内容に応じて様々な部署があります。今回はそれらの部署の仕事を分解して説明してみます。なお、本記事執筆時点の組織図であり、今後もっと部署は増える予定です。

賃貸営業部

セクトの祖業です。いわゆる「お部屋探し」のお手伝いをする部署。借主の方の対応がメイン。貸主とのやり取りも少なからずあります。例えば募集条件の打ち合わせなど。

賃貸管理部

社内ではPM(プロパティマネジメントの略)と呼ばれる部署。主に管理を委託いただいている物件オーナー様とやり取りをします。物件オーナーに代わって不動産経営をするイメージ。募集家賃やリフォームのご提案などをします。入居申し込みがあった場合もPMからオーナー様へご報告します。管理物件の窓口となる部署なので各部署からの相談が集まってきます。新規管理獲得の担当部署もこの部署です。

建物管理部

大きく分けて業務は4つ。①入居中のお部屋のお困りごと対応、②入居前のお部屋の点検、③季節作業(夏は除草、冬は除雪)、④建物の定期巡回。お困りごとの多くは、物件の設備故障などです。簡易的な修理は自身で対応してしまいますが、基本的には専門の協力業者を手配します。最も人員が多い部署です。

リフォーム部

退去したお部屋の原状回復工事をおこないます。見積もりを取ってPMへ提出します。オーナーへの提案はPMから行うことが多いです。次の入居者が決まるような魅力的なお部屋に仕上げること、そして次の入居者が住み始めてトラブルが起こらないように、古くなった設備などのリニューアルもご提案します。内装、大工、電気、清掃など各種協力業者の皆様と連携を密にとってお部屋を作っていきます。

WEB戦略課

最近できた部署です。お部屋探しの主戦場は完全にインターネットとなりましたので、ネット上に物件広告を掲載する業務がメインです。反響の一次対応もこの部署で行います。PCを操作する時間が多いですが、物件に足を運び、写真撮影もします。魅力を伝えるためのいい写真を撮影したり、キャッチコピーを考えたりと、単なる作業でない、物件の魅力をどう伝えるかというクリエイティビティも求められます。

売買営業部

家や土地を「買いたい」「売りたい」のお手伝いをする部署です。仲介する場合もあれば、買取する場合もあります。賃貸は分業化しているため営業とWEB掲載は部門が分かれていますが、売買はこの部署でほぼすべての業務が完結します。

総務部

総務部という名称ですが、一般的な企業でいう経理の業務のほうが多いです。管理物件のオーナーへの家賃の送金もこの部署です。もちろん備品発注などの総務的な業務もあります。

社長室

社長室という部屋は社内にはありませんが、部署としてはあります。一般的な企業でいうところの人事と広報の部署です。人事は主に採用活動です。広報は各種WEBサイトの管理やYouTubeなどで配信する動画の制作などもやっています。どこの部署でしたらいいのかよく分からない業務はとりあえず社長室に飛んできます。

建築部

建売住宅を建てる部署です。この部署も最近できました。いわゆる不動産会社の建売住宅というと、工務店に建築を委託している印象があると思いますが、当社は自社建築をしています。”emoie”(エモイエ)というオリジナルのブランドもつくり、住み心地やデザインにもこだわった住宅を販売しています。

いい部屋ネット北見店

北見市内にある支店で、大東建託の「いい部屋ネット」のフランチャイズ店舗です。主な業務は賃貸仲介と売買仲介で、営業に特化した店舗です。本社にも賃貸営業部や売買営業部がありますが、こちらは「いい部屋ネット」という別ブランドの店舗として営業しています。同じ北見市内でも、入口を増やすことでより多くのお客様と接点を持つ役割があります。

美幌店

美幌町にある支店です。北見の本社では仕事を部署ごとに細かく分けていますが、美幌店は少し違います。賃貸仲介、売買仲介、賃貸管理、建物管理、リフォームまで、美幌エリアの不動産に関する幅広い業務を一つの店舗で担当しています。本社が「分業型」だとすれば、美幌店は「地域密着の総合店」というイメージです。

網走店

網走市にある支店です。今年開店したばかりの、セクトでは最も新しい店舗です。業務内容は美幌店に近く、賃貸仲介、売買仲介、賃貸管理、建物管理、リフォームまで、網走エリアの不動産業務を幅広く担当します。まだスタートしたばかりの店舗なので、これから管理物件やお客様との接点を増やしながら、網走での基盤をつくっていく段階です。

というわけで

セクトにはこれだけの部署があります。会社が小さいうちは一人で何役もこなせますが、管理戸数や事業が増えてくると、少しずつ専門性が求められてきます。そのため当社でも業務ごとに徐々に部署を分けてきました。

もちろん部署が増えると、今度は縦割りになって情報が伝わりにくくなるという別の問題も出てきます。専門性は高めたい。でも部署同士は離したくない。このあたりは、会社が大きくなるほど難しくなるところです。

そして今後、新しい事業が増えれば部署もまた増えていくと思います。数年後にこの記事を読み返したら、「昔はこれだけだったのか」と思うくらいになっていたら面白いなと思います。

近江陵太郎(Ryotaro Omi)
株式会社セクト代表取締役社長

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